現代の生活環境では、人々は皆、スマホやパソコン、家電製品、オール電化環境など、生活する上で様々な電波や家電製品が欠かせない状態となっています。
それはすなわち、電磁波に囲まれている生活と言っても過言ではない状態です。
かといって、電磁波を避けるというのも、現環境ではなかなか難しいことです。
電磁波に囲まれている生活では、体に電気の帯電が起こりやすい状態にあります。帯電する電気とは読んで字のごとく体に帯びる電気の事です。
帯電する電気の種類としては、衣類の摩擦による静電気と電磁波による交流電気です。通常、個人差はありますが2vから7v位の帯電があります。(生活環境や天候によって変化します。)
そして、その静電気と電磁波の帯電は体に様々な不調を引き起こします。また、帯電する事により、脳への負担もかかり脳疲労が発生します。
静電気・電磁波の帯電が身体に及ぼす影響については、たびたびインターネットや雑誌などでも取り上げられていますが、当院ではこの度、帯電対策としてアーシングを治療に取り入れる事としました。
今回のブログでは、身体に帯電する静電気・電磁波対策を行いながら施術する「アーシングタッチ」についてご紹介致します。
Contents
日本と外国との違い
特に欧米ではいち早く、人体への影響を考えて、電磁波防護基準に対しての法律が規制され、それと共に電磁波の測定方法に関する規制が進められています。
それに対して日本では予防を考慮した電磁波対策はされていません。
2020年の春から、日本でも段階的に携帯電話の5Gサービス提供がスタートしました。
5Gは、通信速度などのスムーズさ等のメリットもあるようですが、その反面、様々な身体的影響に関する意見があり、海外では健康被害の報告や、導入を見送った国などもあるようです。
また、そのような問題点は、テレビなどでは日本では全くと言っていいほど報道されません。
アーシングとは?
アーシングとは、体の中に溜まってしまった電子を地球(earth)に放出し、代わりに地球(earth)から自由電子をうけとり、体の電位をバランスよく均等に保つことを言います。
先にも書いた通り、現代人は電磁波に囲まれた生活をしており、常に身体に帯電が起こりやすい状態にあります。
そして、その帯電された電気は身体に様々な不調を起こすといわれています。体内に帯電された静電気と電磁波は、体内の炎症の発生にかかわるという報告があります。
そう考えると、電化製品をアースするのと同じように、身体をアーシングする事により身体の電気バランスを保つことが必要になります。
結果的に、体内の電気をアーシングする事により、炎症性疾患が改善したり、自律神経が安定します。
身近にある電磁波を発生するもの
自宅内を見回しても数多くの電化製品があると思います。また、仕事現場においても様々な電化製品に囲まれていると思います。お子さんに関しては、携帯型ゲーム機など、1日の中で電化製品に触れる時間も、昔に比べて増えている事でしょう。
それらの電化製品からは電位差こそあるものの、少なからず電磁波が発生しています。
また、家庭内で特に電磁波が強い製品としては
- IHクッキングヒーター
- 電子レンジ
- エアコン
- 洗濯機
- 電気ストーブ
等が挙げられます。
一般的に消費電力が大きい製品は、多くの電磁波を発生させます。
また、電磁波を長時間浴び続けることになる製品にも注意が必要です。
電磁波を長時間浴び続けることになる製品としては
- 電気毛布
- 電機カーペット
- 電気こたつ
- パソコン
等が挙げられます。
電磁波は周波数ではなく、電磁波の強さ、電磁波を浴び続ける時間によって人体への影響が変わります。
それと、自宅近くに高圧送電線や変電所がある方は、電磁波の影響が大きい為に電磁波対策が必要です。
高圧送電塔の設置された場所など、電磁波が強く及ぶと考えられる環境では、子供の白血病の発症率が2倍以上になると言う報告もあります。
携帯電話の発する電磁波について
また、電磁波は頭部への影響に注意が必要です。
日本では総務省の発表によれば、携帯電話端末程度の電波では人体に影響がないとされていますが、先程、申し上げたように長時間の使用が問題となります。たとえ微量の電波でも使用時間が長くなると身体への影響が出やすいと言う事です。
特に睡眠時は携帯電話のアラーム機能を使用する為に、身体の近くに置いたまま寝てしまうと、睡眠中に電磁波の影響を受け続けることになってしまいます。
よって、本来であれば携帯電話の充電場所は、身体から離した場所にしたほうが良いと言えます。
それと、携帯電話に限りませんが、「電化製品からの距離が遠くなるほど、電磁波も弱くなる。」と言う事と、「よく使う電化製品はアースを取るだけでも電磁波の強さが変わる。」と言う事を覚えて頂くと良いと思います。
アーシングタッチとは?
通常、人間同士の肌の触れ合いにおいても、電圧の上昇がみられます。握手をするだけでも体の電圧上昇がみられます。
治療現場においても、施術者がアーシングされていない状態で患者さんの肌に直接触れた場合は、テスターにおいて電圧の上昇がみられます。
これとは逆に、施術者がアーシングした状態で患者さんに触れると、触れられた患者さんの体もアーシングされ、電圧が下がります。
このアーシングを併用したタッチング技術をアーシングタッチと言います。
※BFI研究会は日本脳塑性学会となり、BFI療法はBReINと名称が変更されました。
※アーシングタッチはBReINの中の1つの手法で、脳にアプローチし脳疲労を改善させるための施術方法です。
アーシングタッチの実際
施術の前に自律神経測定を行います。
1、テスターを使用し、患者さんの体に帯電している電圧量を測定します。
2、アーシングしていない施術者が患者さんの肌に触れると、テスターの数値の上昇がみられます。
3、アースマットに触れると帯電レベルが下がり、計測器の数値が下がります。
帯電している電気がアースを通して放電されます。
アースマットはアースコンセントにつながっています。
4、術者がアーシングされた状態で患者さんに触れると患者さん自身もアーシングされます。
5、術者が、アーシングした状態でタッチケアを行います。
施術後に自律神経の測定を再び行います。
アーシングタッチを行った結果
患者さんにアーシングタッチを行ったところ、体の痛みや肩こりの改善の他に、自律神経測定器の数値の変化がみられました。
自律神経測定器の結果を記載します。
アーシングタッチ前
アーシングタッチ後
交感神経の活動度の数値も下がり、自律神経のバランスが整っている事が分かります。
HSPの患者さんに対しての有用性
HSPとは「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略称です。
主な特徴としては、非常に感受性が強く敏感な気質もった人の事を指します。
上述したように、アーシングをしていない状態で肌に触れると、電圧の上昇がみられます。
繊細な刺激の治療でも副作用のような反応を示してしまうHSPの患者さんは、この電圧上昇が関係しているといいう報告があります。
もし、繊細な刺激の治療に対する副作用に、肌同士の接触で起きる電圧上昇が関係していれば、アーシングタッチは、繊細な刺激の治療でも副作用のような反応を示してしまうHSPの患者さんに対しても、安心して施術を受けて頂けるための対策になります。
まとめ
帯電により体のバランスが乱れて血流の低下や自律神経の乱れが生じます。
通常、施術者が患者に触れることにより電圧の上昇がみられますが、アーシングを行うと体に帯電している(静電気・電磁波)を逃すことができ、体内の炎症を抑える事が出来ます。
そこにタッチング技術を組み合わせて行う事により自律神経症状や痛みや・しびれの改善効果がみられます。
日常、パソコンに触る事が多い方や電気製品に触れ合う時間が多い人には特にお勧めします。
また、アーシングタッチをすることにより脳への負荷を減らすことができ(情報処理の空白)、脳疲労の改善効果が見込めます。
昔とは違い、電化製品に頼りっぱなしの現代では、普通に生活していても帯電してしまう為にアーシングを用いたデトックスが必要になるといえます。
特に小さいお子さんは大人以上に影響を受けやすい為に、早めの対策が必要になります。
※アーシングタッチを受ける事が出来る施設は茨城県内では当院のみです。
施術は保険外となり自費になります。
ご希望の方の御連絡、御来院をお待ちしています。