牛久市の総合病院の整形外科で変形性膝関節症と言われた膝の痛みについて(保険外対応)

膝の痛みでお困りの方は多いですね。

当院にも膝の痛みで来院される方は沢山いらっしゃいます。

先日、病院で変形性膝関節症と診断を受けた方が来院されましたが、以前のブログでもご紹介したように、変形性膝関節症と言われた膝の痛みでも、実際にレントゲンに写っている膝の変形が原因になっている事は無いんですね。

膝の痛みの原因が変形でなければ、膝にヒアルロン酸の注射をしても電気をかけてマッサージをしても大腿四頭筋を鍛えても治らないのも当然の事です。

申し上げにくいのですが、軟骨に良いとされるサプリメントも医学的な根拠はありません。

膝の痛みを解消させるためには、膝の痛みに隠された原因(脳疲労)に目を向ける必要があります。

なかなか難しい事ですが、認識と意識を変える事が、痛みを無くすためには大事なことになります。

今回のブログでは変形性膝関節症でお悩みの方に向けて、当院の考え方と実際の症例をご紹介します。

変形性膝関節症とは

変形性膝関節症とは、レントゲン上で膝関節の軟骨に変形が見られた場合に診断されます。

主に、膝関節内側の関節に変形が見られます。上の写真ですと赤い丸で囲んだ場所です。

また、半月板損傷があれば関節の隙間が狭いことを指摘されます。

当院に来院された実際の症例

年齢

60代

性別

女性

原因

自転車を降りる時に膝の痛みが発症し、総合病院の整形外科を受診する。

経過

  • 病院ではレントゲン撮影後に湿布と痛み止めを処方される。
  • 変形性膝関節症との診断を受ける。
  • 湿布と痛み止めで様子を見て下さいと言われる。

整形外科受診後、1週間様子を見ていたが痛みが引かない為に知人の紹介により、当院に来院されました。

初診時の症状

当院に最初に来院された時は、膝関節の痛みと関節水腫が貯まっている状態で、痛みが出ている場所は膝関節の内側の関節部分でした。

水が溜まっている為に膝の曲がりが悪く、膝を曲げていくと膝関節の内側に痛みが出現しました。

初診時にはエコー検査をして、膝関節の状態と水腫の状態を確認します。

この方のエコー検査では、膝関節の変形と関節水腫を確認しました。

ここで、画像と痛みの関係について患者さんに説明をしました。

以前のブログでもご紹介したように、変形=痛みではありません。

当然、痛みの裏に隠された脳疲労が存在します。

関節鏡による手術に関しての引用文献を載せます。

変形性膝関節症の関節鏡下手術、症状の改善は「プラセボ効果」

 変形性膝関節症(OA)に対する関節鏡下手術の有用性は、どうやらプラセボ効果に過ぎないようだ。「偽手術」を対照とした比較試験で、2年後の症状改善度が、実際に手術を受けた人と変わらないことが明らかになった。関節鏡下手術は、薬物療法でも痛みの取れないOA患者の“救世主”としてわが国でも普及しつつあるが、対象患者の選定を含めた実効性を問い直す必要が出てきたと言えそうだ。研究結果は、New England Journal of Medicine(NEJM)誌7月11日号に掲載された。

この研究を行ったのは、米国Houston退役軍人医療センターと米国Baylor医科大学の研究グループ。研究グループは、複数の臨床試験で関節鏡下手術がOA患者の症状改善に有用であると報告されているが、これらの試験では対照群が置かれていない点に着目。偽手術、つまり膝に切開は行うが関節鏡は挿入しない「プラセボ」群を設けた無作為化試験を行って、OAの症状改善に関節鏡下手術がはたして役立つのかを検討した。

試験の対象は、薬物療法を最大限に行っても6カ月以上、中等度以上の痛みが続いている、75歳以下のOA患者。OAの重症度を4段階(軽症、中等症、重症、最重症)で評価し、最重症の患者は対象から除いた。介入方法は、1.関節鏡下郭清術(デブリドマン)、2.関節鏡下洗浄術(関節洗浄)、3.偽手術−−の3通り。施術は全て同一の整形外科医が行い、評価医師、患者の双方ともどの施術を受けたかがわからないようにした。

3分の1の確率で「偽手術」を受けることになるこの試験では、当然ながら、参加を呼びかけられた患者の実に44%が協力を断った。参加者180人の平均年齢は52歳。退役軍人だけに9割が男性、6割が白人で、OAの重症度比率は軽症:中等症:重症がおよそ3:4.5:2.5。重症度にばらつきが出ないよう調整した上で無作為に3群に分け、2年後の症状改善度を比較した。

その結果、3群とも、介入前と比べると主観的な膝の痛みや機能が2週間後に大きく改善し、2年後の時点でも当初よりは改善した状態に保たれていることが判明。しかし、偽手術を受けた群と、2種類の関節鏡下手術を受けた群との間には、統計学的・臨床的に意味のある差はみられなかった。一定距離の歩行時間など客観的な評価指標でも、3群間に差は認められなかった。

米国における関節鏡下手術の医療費は約5000ドル(約58万円)で、年間65万人が手術を受け、大半はOA患者だという。研究グループは、「関節鏡下郭清術、関節鏡下洗浄術のいずれも、膝関節の痛みや機能に対する効果は偽手術を上回るものではない」と結論。こうした“無駄な”手術にかかる医療費は他に振り向けるべきだと提言している。

日経メディカルより引用

上記のように、プラセボ効果というところがミソなんですね。

これは、痛みに関しては膝の手術に限りません。

ただ、変形によって変わってしまった膝の形や脚のアライメントを整えるためには、人工関節置換術は有効だと思います。

「この先生に手術してもらえば大丈夫!」「ここは有名な病院だから大丈夫!」「きれいな膝になるんだから大丈夫!」といった思いや術後のまっすぐになった膝を見ることによって、究極のプラセボが発動します。

膝関節の痛みの正体は「脳疲労」

問診をすると、この方の場合はご主人の定年に伴う不安がある事がわかりました。

自転車を降りた時に痛くなったというお話しでしたが、それらは痛みが出る為のきっかけであって、真の痛みの原因ではありません。

初診時に溜まっていた関節水腫も脳疲労が関係します。

脳疲労が起きる原因は、日常生活における不安や不満・仕事が忙しい・職場にいやな人がいる・孫の面倒を見るのが大変だ・嫁が嫌い等のいわゆるストレスが原因となっておきます。

ほんとに人によって様々です。

痛みの原因が、変形が・・・とか筋肉が・・・とか半月板が・・・と言う事ではありません。

必ず痛みの裏に隠された真の原因が存在します。

ちなみに、この脳疲労は痛み止めでは改善しません。

だから、今回ご紹介した症例の方も、痛み止めでは改善しなかったんですね。

脳疲労により、自律神経の乱れも発生します。

脳疲労が起きると、脳自体が自分を守るため(うつ病や大うつ病にならないため)に痛みやしびれを発生させます。

今回の膝の痛みもそうですが、ぎっくり腰なども脳が自分を守るため(脳の自衛措置)として発生させます。

当院で行った施術

当院で行った施術は、初診時には問診と患部のエコー検査を行いました。その後、BFI療法を行いました。

BFI療法を行い脳疲労を回復させますが、脳疲労の原因となっている不安を取り除かない限り、膝の痛みの改善が見られません。

そのことから、この患者様にはご主人と良くお話ししてもらい、不安を取り除くようにしてもらいました。

患者様が抱えている問題が大きければ大きい程、症状の回復に時間を要したり、場合によっては改善が見られない場合もあります。

まとめ

今回は変形性膝関節症のお話でした。

一番お伝えしたかったことは、レントゲンで変形があっても痛みの原因にはなりませんという事でした。

逆に、レントゲンで変形がなく、綺麗な骨の方でも痛みでお困りの方は、沢山いらっしゃいます。

ただ、膝関節の変形度合いによっては可動域制限の原因にはなります。(膝が曲がらなくなる)

当院で行なっているBFI療法を行うと、残念ながら100%ではありませんが、大体の方は痛みと変形の進行をコントロールできます。

今現在、膝の痛みにお悩みの方、色々な治療を試してみたが改善せず、手術するかどうかお悩みの方、是非一度、BFI療法をお試し下さい。

お困りの際は、牛久市の蛯原接骨院にご相談、またはご来院下さい。

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蛯原接骨院院長です。怪我と痛みの専門家として、教科書通りの施術ではなく、代々伝わる伝統的な施術と最新の知識・技術を取り入れて、怪我の施術を行っています。また、茨城県内では数少ない、脳と痛みの関係に注目した痛みの治療を行っています。交通事故はもちろんの事、怪我や怪我の後遺症にお悩みの方、身体の痛みに対し、何をやっても良くならない・どこへ行っても良くならないという方を、一人でも多く救いたいという思いからブログでの発信を行っています。