【橈骨遠位端骨折 コーレス骨折】手術は不要?手首の骨折、接骨院の治療で早期回復へ|牛久市 蛯原接骨院

【はじめに】

「手首を強くついたら、激しい痛みが…。これって骨折?」
「コーレス骨折って聞いたことあるけど、どんな治療をするの?手術は避けたい…」
「整形外科で手術を勧められたけど、本当に必要なの?他の方法はないの?」

転倒やスポーツでの怪我などで手首を強く打ってしまうと、誰しもが骨折を心配になりますよね。特に、「コーレス骨折」は、手首の骨折の中でも最も頻度が高く、適切な治療とリハビリが、その後の生活を大きく左右します。

牛久市の蛯原接骨院には、

  • 「手首の骨折かもしれない…」と不安な方

  • 「コーレス骨折と診断されたけど、手術はしたくない」

  • 「整形外科で手術を勧められたけど、他の方法も知りたい」

  • 「接骨院での治療ってどんなことをするの?」

といったお悩みを持つ患者さんが来院されます。

このブログ記事では、コーレス骨折の症状、原因、検査、治療法(手術と保存療法)、そして蛯原接骨院での具体的な治療とリハビリについて、どこよりも詳しく、分かりやすく解説していきます。

「もしかして骨折かも…?」と不安な方も、
「手術は避けたい…」と悩んでいる方も、
「他の治療法を知りたい」と情報収集している方も、

ぜひこの記事を最後までお読みください。あなたの疑問や不安が解消され、最適な治療とリハビリへの一歩を踏み出すことができるはずです。

Contents

コーレス骨折とは?|その特徴と原因、なりやすい人

コーレス骨折の定義と特徴

コーレス骨折とは、手首の骨(橈骨:とうこつ)の、手首の関節に近い部分(遠位端:えんいたん)が折れる骨折のことです。

橈骨は、肘から手首までの前腕にある2本の骨のうち、親指側にある太い方の骨です。コーレス骨折では、この橈骨遠位端部が、手のひら側に転位(ずれる)するのが特徴です。

 

コーレス骨折の原因(どんな時に起こりやすい?)

コーレス骨折は、転倒した際に手をついてしまうことで起こることが最も多いです。具体的には、以下のような状況が挙げられます。

  • 転倒:

    • 歩行中につまずく

    • 階段を踏み外す

    • 滑りやすい場所で転ぶ(凍結した路面、濡れた床など)

    • 自転車やバイクでの転倒

  • スポーツ:

    • バスケットボール、バレーボール、サッカーなどのコンタクトスポーツ

    • 体操、スキー、スノーボードなどの転倒のリスクが高いスポーツ

  • 事故:

    • 交通事故

    • 高所からの落下

コーレス骨折になりやすい人(年齢・性別との関係)

コーレス骨折は、あらゆる年齢層で起こりえますが、特に以下の2つのグループに多く見られます。

  • 高齢者(特に女性): 骨粗しょう症により骨がもろくなっているため、軽い転倒でも骨折しやすい傾向があります。

  • 若年者(特にスポーツ活動が活発な人): スポーツ中の転倒や事故など、強い外力が加わることで骨折することがあります。

コーレス骨折の症状|典型的な症状と見逃しやすいサイン

これが典型的な症状!

コーレス骨折の典型的な症状は、以下の通りです。

  • 痛み: 手首の強い痛み。受傷直後から痛みがあり、手首を動かすとさらに痛みが強くなります。

  • 腫れ: 手首周辺の腫れ。受傷直後から徐々に腫れが強くなります。

  • 変形: 手首の変形。骨がずれることで、手首が不自然な形になります(フォーク状変形と呼ばれる特徴的な変形)

 

  • 内出血: 手首周辺の内出血。皮下出血により、青紫色や赤黒く変色します。

  • 可動域制限: 手首の動きが悪くなる。痛みや腫れ、変形により、手首を動かせる範囲が狭くなります。


見逃されやすい!初期症状・軽症のサイン

骨折の程度が軽い場合、痛みが軽度であったり、腫れや変形が目立たないこともあります。以下のような症状がある場合は、「捻挫だろう」と自己判断せず、医療機関を受診しましょう。

  • 軽度の痛み: 我慢できる程度の痛みでも、骨折している可能性があります。

  • しびれ: 神経が圧迫されると、指先にしびれが出ることがあります。

  • 指の動きの悪さ: 骨折の影響で、指を動かしにくくなることがあります。

他の手首の怪我との違いは?〜接骨院での鑑別〜

手首の怪我には、コーレス骨折以外にも、捻挫やTFCC損傷などがあります。

  • 捻挫: 関節を支える靭帯が伸びたり、部分的に切れたりする怪我。

  • TFCC損傷: 手首の小指側にある、三角線維軟骨複合体(TFCC)という組織が損傷する怪我。

これらの怪我とコーレス骨折との違いは、接骨院では超音波エコー検査を用いて確認することができます。

超音波エコー検査のメリット

  • 骨の状態を詳しく確認できる: 骨折の有無、骨折のタイプ、骨のずれ(転位)の程度を確認できます。

  • 軟部組織も確認できる: 靭帯や腱、筋肉などの状態も確認できるため、捻挫やTFCC損傷との鑑別に役立ちます。

  • 被曝の心配がない: レントゲン検査のように放射線を使用しないため、安全に検査を受けられます。

  • その場で確認できる: レントゲン検査のように他の医療機関に行く必要もありません。

いつ受診すべき?受診のタイミング

以下の場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

  • 手首に強い痛みがあり、動かせない

  • 手首が腫れて、変形している

  • 手首周辺にしびれや、指の動きの悪さがある

  • 手首を怪我した後、数日経っても痛みが引かない、または悪化する

コーレス骨折の検査|蛯原接骨院での検査と医療機関との連携

問診(どんなことを聞かれる?)

蛯原接骨院では、まず問診で以下のことを詳しくお聞きします。

  • いつ、どのようにして手首を怪我したか(受傷機転): 転倒した状況、スポーツ中の怪我であればその詳細など、できるだけ具体的に教えてください。

  • 現在の症状: 痛み、腫れ、しびれ、動かしにくさなど、具体的な症状をお聞かせください。

  • 過去の病気や怪我(既往歴): 過去に手首を怪我したことがあるか、骨粗しょう症などの病気があるかなどをお伺いします。

  • 服用中の薬、アレルギーの有無: 他の病気で薬を飲んでいる場合や、アレルギーがある場合は、必ずお伝えください。

視診・触診(どんなことを確認する?)

次に、視診と触診で手首の状態を確認します。

  • 視診: 手首の腫れ、変形、内出血、皮膚の色などを目で見て確認します。

  • 触診: 骨折が疑われる部位を触り、圧痛(押すと痛むか)、骨のずれ(転位)、軋轢音(骨同士が擦れる音)などを確認します。

超音波エコー検査(蛯原接骨院で実施)

牛久市の蛯原接骨院では、超音波エコー検査を用いて、コーレス骨折の疑いがあるかを確認します。

  • 超音波エコー検査でわかること:

    • 骨折の疑いの有無

    • 骨折のタイプ

    • 骨のずれ(転位)の程度

    • 周辺の軟部組織(靭帯、腱、筋肉など)の損傷の有無

超音波検査は、レントゲン検査のように被曝の心配がなく、その場で詳細な状態を確認できる、非常に有用な検査です。

医療機関との連携、医師の同意について

柔道整復師(接骨院の先生)は、超音波エコー検査などを用いて、骨折の疑いがあるかを確認することはできますが、骨折の診断は医師のみが行うことができます。

  • 骨折の疑いがある場合には、速やかに連携している医療機関にレントゲン検査を依頼し、顧問医の診断を受けていただきます。

  • 蛯原接骨院で骨折の治療を継続して行うためには、医師の同意が必要です。 当院では、連携している顧問医の同意を得た上で、患者さんに最適な治療を提供しています。

コーレス骨折の治療法|蛯原接骨院の無血整復と固定

コーレス骨折の治療法は、

  • 骨折の程度(骨のずれの大きさ、安定性)

  • 患者さんの年齢、活動性

  • 合併症の有無

などを総合的に考慮して、

  • 保存療法(手術をしない方法)

  • 手術療法(手術をする方法)

のいずれかを選択します。

蛯原接骨院では、原則として、保存療法(無血整復)でコーレス骨折の治療を行っています。

蛯原接骨院の無血整復(むけつせいふく)

無血整復とは、メスを使わず(無血)、手技によって骨のずれを元の位置に戻す(整復)治療法です。

蛯原接骨院では、

  1. 超音波エコーで骨の状態を詳細に確認

  2. 熟練した手技による整復

  3. 再転位を防ぐ適切な固定

という3つのステップで、コーレス骨折の無血整復を行っています。

ステップ1:超音波エコーで確認

まずは、超音波エコーで骨折の状態を詳細に確認します。骨のずれ方、骨折のタイプ、周辺の組織の損傷などを正確に把握することが、適切な整復のために非常に重要です。

ステップ2:熟練の手技で整復

次に、院長が長年の経験に基づく熟練した手技で、ずれた骨を元の位置に戻します。

以前作成した、コーレス骨折の整復動画です。

年齢や骨折のタイプによって、動作や力の強さが変わります。

ステップ3:再転位を防ぐ固定

整復した骨が再びずれてしまわないよう、適切な固定を行います。蛯原接骨院では、ギプス固定は原則として行いません

なぜギプス固定をしないのか?

ギプス固定は、一見するとしっかりと骨を固定できるように思えますが、実は以下のようなデメリットがあります。

  • 再転位のリスク: 骨折直後は手首周辺が腫れていますが、この腫れが引いてくると、ギプス内に隙間ができ、骨が動きやすくなって再転位(再び骨がずれること)が起こりやすくなります。

  • 関節拘縮のリスク: 長期間ギプスで固定すると、手首の関節が硬くなり、動かしにくくなることがあります(関節拘縮)。

  • 筋力低下のリスク: ギプス固定中は手首を動かせないため、筋力が低下してしまいます。

蛯原接骨院では、患者さん一人ひとりの状態に合わせ、金属副子、包帯固定、テーピング、装具などを適切に組み合わせ、再転位を防ぎつつ、早期のリハビリテーションが可能な固定を行います。

微弱電流治療で骨癒合を促進

蛯原接骨院では、無血整復後の固定期間中に、微弱電流治療器(エピオーネ・アキュスコープ)を用いた治療を行います。

微弱電流治療器を患部に固定した状態で持続的に通電することにより、

  • 骨癒合の促進

  • 疼痛緩和

  • 腫脹の軽減

といった効果が期待できます。

骨に微弱な直流電流を流すことで骨形成が促進されることが報告されています。特に、陰極の周囲に顕著な仮骨形成が認められ、これを「電気仮骨」と名付けています。

参考:「骨形成促進への電気の利用」(理学療法と作業療法 19巻2号)

手術が必要な場合

以下のような場合は、手術が必要となることがあります。

  • 骨のずれ(転位)が大きい

  • 骨折が不安定(無血整復では整復位を保持できない)

  • 関節内の骨折

  • 神経や血管の損傷を伴う

手術が必要と判断された場合は、連携している医療機関をご紹介します。

(参考)手術療法の種類

  • プレート固定:
    • 金属製のプレートとネジを使って、骨折部を固定する方法。
    • 最も一般的な手術方法です。
      (プレート固定のイラスト、レントゲン写真などを挿入)
  • ピンニング(経皮的鋼線刺入固定):
    • 皮膚の上から細い金属製のワイヤー(鋼線)を刺入し、骨折部を固定する方法。
    • 比較的侵襲が少ない(体への負担が少ない)手術方法です。
      (ピンニングのイラスト、レントゲン写真などを挿入)

(参考)手術のリスク
* 感染
* 神経損傷
* 再転位
* インプラント破損

手術を勧められた方へ

整形外科でコーレス骨折と診断され、手術を勧められたとしても、すぐに手術を決めなければいけないわけではありません。

  • 「手術しかない」と言われた
  • 手術を勧められたけど、できればしたくない
  • 手術以外の方法も知りたい

そんな時は、ぜひ一度、牛久市の蛯原接骨院にご相談ください。

蛯原接骨院では、過去30年間、数多くのコーレス骨折患者さんを無血整復で治療してきました。手術をせずに、手首の機能を取り戻し、元通りの生活を送れるようになった患者さんがたくさんいらっしゃいます。

「手術の前に、まずは蛯原接骨院にご相談ください」

コーレス骨折のリハビリ|蛯原接骨院の3ステップリハビリ

コーレス骨折のリハビリテーションは、骨折の治療と同様に非常に重要です。リハビリの目的は、

  • 手首の関節可動域(動かせる範囲)の回復

  • 手や指の筋力回復

  • 日常生活動作(ADL)の改善

  • スポーツや仕事への完全復帰

などです。

蛯原接骨院では、柔道整復師の資格を持つ施術者が、患者さん一人ひとりの状態に合わせたリハビリプログラムを作成し、マンツーマンでサポートします。

蛯原接骨院のリハビリ3ステップ

蛯原接骨院では、無血整復による保存療法後のリハビリを、以下のように3つの段階に分けて行います。

ステップ1:早期リハビリ(無血整復直後〜固定期間中)

  • 目的:

    • 固定による関節拘縮(関節が硬くなること)の予防

    • 固定部位周囲の筋力低下の予防

    • 患部の腫れや痛みの軽減

  • 内容:

    • アイシング(冷却): 患部を冷やすことで、炎症や腫れを抑えます。

    • 指の運動: グー・パー運動、指の開閉運動など、積極的に指を動かすことで、関節の拘縮や筋力低下を予防します。

    • 手首の軽い運動: 施術者の指導のもと、固定に影響のない範囲で、手首を少しずつ動かします。

    • 肩や肘の運動: 手首を固定している間も、肩や肘は動かせる範囲で積極的に動かすことで、全身の血行を促進し、リハビリ効果を高めます。

    • 微弱電流治療(エピオーネ、アキュスコープ): 骨癒合の促進、疼痛緩和、腫脹の軽減を目的として、初診日より微弱電流治療器を使用します。

    • 超音波治療: 患部の深部組織を温め、血行を促進し、痛みや腫れを軽減します。

ステップ2:中期リハビリ(固定除去後)

  • 目的:

    • 手首の関節可動域の改善

    • 手や指の筋力強化

    • 患部の痛みや腫れの軽減

  • 内容:

    • 手首のストレッチ(可動域訓練): 施術者が、患者さんの状態に合わせて、手首の様々な方向へのストレッチを行います。

    • 手や指の筋力トレーニング: セラバンド、パテ、軽めのダンベルなどを使用し、徐々に負荷を上げながら、筋力トレーニングを行います。

    • 温熱療法(ホットパック、超音波など): 患部を温め、血行を促進し、筋肉や腱を柔らかくすることで、ストレッチや運動療法の効果を高めます。

    • 電気療法(低周波、干渉波など): 痛みや炎症を抑える効果があります。

    • 手首の運動療法: タオルギャザー(タオルを足の指でたぐり寄せる運動)、手首の回旋運動など、手首の機能回復を促すための運動を行います。

ステップ3:後期リハビリ(骨癒合後)

  • 目的:

    • 日常生活動作(ADL)の完全回復

    • スポーツや仕事への復帰

    • 再発予防

  • 内容:

    • 日常生活動作練習: 食事動作、着替え動作、入浴動作、パソコン操作、家事動作など、日常生活に必要な動作をスムーズに行えるように練習します。

    • スポーツ動作練習: スポーツをしている方は、競技特性に合わせたトレーニングを行います(例:野球の投球動作、テニスのスイング動作、ゴルフのスイング動作など)。

    • 仕事復帰に向けた動作練習: 仕事で手首を使う作業が多い方は、仕事内容に合わせた動作練習を行います(例:重いものを持つ、細かい作業をする、キーボードを打つなど)。

    • 再発予防のための筋力トレーニング、ストレッチ指導: 自宅でも継続して行える、筋力トレーニングやストレッチを指導します。

自宅でできるリハビリメニュー(自主トレ)

接骨院でのリハビリに加え、自宅でのリハビリ(自主トレ)も非常に重要です。

以下に、自宅でできるリハビリメニューの例をご紹介します。

  • 指の運動:

    • グー・パー運動: 指をしっかりと握りしめたり、開いたりする運動です。

    • 指の開閉運動: 指を一本ずつ開いたり閉じたりする運動です。

    • 指のストレッチ: 指を一本ずつ反らせたり、曲げたりするストレッチです。

  • 手首の運動:

    • 手首のストレッチ(屈曲・伸展・橈屈・尺屈): 手首を上下左右にゆっくりと動かすストレッチです。

      • 屈曲(掌屈): 手のひらを前腕に近づける

      • 伸展(背屈): 手の甲を前腕に近づける

      • 橈屈: 手を親指側に傾ける

      • 尺屈: 手を小指側に傾ける

    • 手首の筋力トレーニング:

      • タオルギャザー: 床に置いたタオルを足の指でたぐり寄せる運動です。

      • 握力強化: グリップボールなどを握ったり離したりする運動です。

  • 前腕の運動:

    • 前腕の回内・回外運動: 肘を曲げた状態で、手のひらを上向きにしたり下向きにしたりする運動です。

    • 肘の屈伸運動: 肘を曲げたり伸ばしたりする運動です。

リハビリの注意点

  • 痛みを感じない範囲で行う: 無理をすると、かえって症状を悪化させる可能性があります。

  • 毎日継続する: 少しずつでも良いので、毎日継続することが大切です。

  • 正しいフォームで行う: 間違ったフォームで行うと、効果が得られないだけでなく、他の部位を痛める可能性があります。

  • わからないことは専門家に相談する: 接骨院の先生に相談し、指導を受けましょう。

コーレス骨折の合併症と予防|後遺症を残さないために

コーレス骨折は、適切な治療とリハビリを行えば、多くの場合、良好な機能回復が得られます。しかし、まれに合併症が起こることがあります。

起こりうる合併症

  • 関節拘縮: 手首の関節が硬くなり、動きが悪くなる。

  • 神経損傷: 手首周辺の神経(正中神経、尺骨神経など)が損傷し、しびれや麻痺が起こる。

  • 複合性局所疼痛症候群(CRPS): 骨折後に、原因不明の強い痛みや腫れ、皮膚の変化などが起こる。

  • 変形治癒: 骨がずれたままくっついてしまい、手首が変形する。

  • 骨癒合不全: 骨がくっつかない。

  • 腱鞘炎: 手首の腱鞘(腱を包む組織)に炎症が起こる。

合併症の予防と対策

  • 早期の適切な治療: 骨折の疑いがある場合は、できるだけ早く接骨院や医療機関を受診し、適切な診断と治療を開始することが重要です。

  • リハビリテーションの徹底: 施術者の指導のもと、リハビリをしっかりと行い、関節可動域の回復、筋力強化、日常生活動作の改善を目指しましょう。

  • 定期的な受診: 治療後も定期的に接骨院を受診し、経過観察と治療を受けることが大切です。

  • 日常生活での注意:

    • 転倒予防: 滑りやすい場所を避ける、手すりを使用するなど、転倒しないように注意しましょう。

    • 手首に負担をかけない: 重いものを持つ際は、両手で持つ、手首に負担のかかる作業は避けるなど、手首に負担をかけないように注意しましょう。

    • バランスの良い食事: カルシウム、ビタミンDなど、骨の健康に必要な栄養素を積極的に摂取しましょう。

    • 適度な運動: ウォーキングや軽い筋力トレーニングなど、適度な運動を行い、骨を強くしましょう。

蛯原接骨院の強み|コーレス骨折の治療とリハビリ

柔道整復師の専門性

柔道整復師は、骨、関節、筋肉、靭帯などの運動器系に関する専門知識と技術を持つ、国家資格者です。

  • 解剖学・生理学・運動学: 人体の構造や機能、動きについて深く理解しています。

  • 柔道整復術: 骨折、脱臼、捻挫、打撲などの外傷に対し、手技による整復や固定を行う。

  • リハビリテーション: 運動療法、物理療法などを組み合わせ、機能回復をサポートする。

蛯原接骨院ならではの強み

  1. 豊富な経験と実績:

    • 牛久市で開業して長年、数多くのコーレス骨折患者さんの治療とリハビリに携わってきました。

    • 院長は、かつて骨折・脱臼に関する研修会の役員を務め、同業の先生方へ実技指導を行っていた経験もあります。

    • 過去に、コーレス骨折で手術になった患者さんはいません。

  2. 無血整復へのこだわり:

    • メスを使わない無血整復で、患者さんの体への負担を最小限に抑えます。

    • 超音波エコー検査で骨の状態を確認しながら、熟練した手技で正確に整復します。

    • ギプス固定は原則として行わず、再転位のリスクを減らし、早期のリハビリを可能にします。

  3. 患者さんに寄り添ったサポート体制:

    • 丁寧な問診で、症状や生活背景などを詳しくお聞きします。

    • 治療内容やリハビリ方法について、わかりやすく説明します。

    • 患者さんの不安や疑問に寄り添い、親身に対応します。

  4. 充実したリハビリテーション:

    • 患者さん一人ひとりの状態に合わせた、オーダーメイドのリハビリプログラムを作成します。

    • マンツーマンで丁寧に指導し、自宅でできるリハビリメニューも提案します。

    • 最新の治療機器(超音波治療器、微弱電流治療器、干渉波治療器など)を積極的に活用し、早期回復をサポートします。

  5. 地域密着型の接骨院:

    • 地域の皆様の健康をサポートするため、長年、地域医療に貢献してきました。

    • 患者さんとの信頼関係を大切にし、安心して治療を受けていただけるよう努めています。

    • 地域の医療機関とも密に連携し、患者さんにとって最善の治療を提供します。

よくある質問(Q&A)

Q1. コーレス骨折は、どのくらいで治りますか?

A1. 骨折の程度、治療方法、年齢、リハビリの状況などによって異なりますが、蛯原接骨院では、無血整復と適切な固定、早期からのリハビリテーション、そして微弱電流治療を併用することで、多くの患者さんが良好な経過をたどり、早期に回復されています。

Q2. コーレス骨折と診断され、整形外科で手術を勧められました。手術は必ず必要ですか?

A2. いいえ、必ずしも手術が必要とは限りません。骨のずれ(転位)の程度によっては、保存療法(無血整復など)で治療できる可能性があります。

牛久市の蛯原接骨院では、数多くのコーレス骨折を無血整復で治療してきた実績があり、手術に至った方はいません。手術を選択する前に、ぜひ一度、当院にご相談ください。セカンドオピニオンも歓迎します。

Q3. コーレス骨折のリハビリは、痛いですか?

A3. リハビリの初期段階では、多少の痛みを感じることがありますが、無理のない範囲で行います。痛みがある場合は、遠慮なく相談してください。患者さんの状態に合わせて、痛みを最小限に抑えながら、効果的なリハビリを行います。

Q4. コーレス骨折の再発予防のために、できることはありますか?

A4. はい、あります。

  • 転倒予防:

    • 段差に注意する

    • 滑りやすい場所を避ける

    • 手すりを使用する

    • 明るい場所を歩く

    • 足に合った靴を履く

    • 杖を使用する(必要に応じて)

  • バランスの良い食事: カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなど、骨の健康に必要な栄養素を積極的に摂取する。

  • 適度な運動: ウォーキングや軽い筋力トレーニングなど、適度な運動を行い、骨を強くする。

  • 骨粗しょう症の検査と治療: 骨粗しょう症の検査を受け、必要に応じて治療を行う。

  • 手首に負担をかけない生活習慣:

    • 重いものを持ちすぎない

    • 手首を酷使する作業を避ける

    • 手首に負担のかかるスポーツは控える(または、サポーターなどを着用する)

Q5. リハビリは、いつまで続ければ良いですか?

A5. リハビリの期間は、患者さんの状態や目標によって異なります。手首の機能が完全に回復し、日常生活や仕事、スポーツに支障がなくなるまで、根気強くリハビリを続けることが大切です。適切なリハビリ計画を立て、一緒に目標達成を目指しましょう。

Q6. スポーツ復帰は、いつ頃できますか?

A6. スポーツの種類や、骨折の程度、リハビリの進捗状況によって異なります。焦らず、徐々に運動強度を上げていくことが大切です。回復具合を見ながら、スポーツ復帰の時期やトレーニング内容を決定しましょう。

Q7. 蛯原接骨院では、なぜギプス固定をしないのですか?

A7. 牛久市の蛯原接骨院では、コーレス骨折の治療にギプス固定は原則として行いません。骨折直後は手首周辺が腫れていますが、この腫れが引いてくると、ギプス内に隙間ができ、骨が動きやすくなって再転位(再び骨がずれること)のリスクが高まるからです。

また、長期間のギプス固定は、関節拘縮(関節が硬くなること)や筋力低下の原因にもなります。

当院では、患者さん一人ひとりの状態に合わせ、金属副子、包帯固定、テーピング、装具など、より適切な固定方法を選択し、早期の回復と良好な機能回復を目指します。

Q8. 微弱電流治療は、どんな効果がありますか?

A8. 蛯原接骨院で使用している微弱電流治療器(エピオーネ、アキュスコープ)は、人間の体に元々流れている微弱な電流と似た電流を流すことで、細胞レベルに働きかけ、

  • 骨折の治癒を促進

  • 痛みを緩和

  • 腫れを軽減

  • 筋肉の緊張を緩和

といった効果が期待できます。副作用の心配もほとんどなく、安心して受けていただける治療法です。

Q9. 接骨院で骨折の診断はできますか?

A9. いいえ、接骨院では骨折の診断はできません。骨折の診断は医師のみが行うことができます。接骨院では、問診、視診、触診、超音波エコー検査などを用いて、骨折の疑いがあるかどうかを確認します。骨折の疑いがある場合は、連携している医療機関にレントゲン検査を依頼し、診断をしていただきます。

Q10. 接骨院で骨折の治療は受けられますか?

A10. はい、接骨院でも骨折の治療を受けることができます。ただし、接骨院で骨折の治療(整復や固定)を継続して行うためには、医師の同意が必要です。

牛久市の蛯原接骨院では、連携している顧問医の同意を得た上で、患者さんに最適な治療(無血整復、固定、リハビリテーション、微弱電流治療など)を提供しています。

患者さんの声(体験談)

  • 50代女性、主婦(牛久市在住):
    「階段で転倒し手首を骨折。整形外科で手術を勧められましたが、手術はしたくなかったので、友人からの紹介で蛯原接骨院を受診しました。無血整復とリハビリを受け、4ヶ月後にはほぼ元通りになり、趣味のガーデニングも再開できました。先生方の丁寧な施術と指導に感謝しています。」

  • 30代男性、会社員(営業職)(つくば市在住):
    「フットサルの試合中に手首を骨折。手術を避けたいと思い、蛯原接骨院を受診。無血整復と包帯固定、微弱電流治療とリハビリを受けました。仕事で運転が必要でしたが、早期に復帰でき、本当に助かりました。」

  • 70代女性、無職(阿見町在住):
    「自宅で転倒し手首を骨折。整形外科でギプス固定をしましたが痛みが引かず、蛯原接骨院を受診。ギプス内で骨がずれていることがわかり、無血整復をしていただきました。おかげさまで痛みもとれ、手首も自由に動かせるようになりました。先生はいつも優しく、安心して治療を受けられました。」

【おわりに】手首の骨折(コーレス骨折)… 手術は本当に必要?

手首の骨折(コーレス骨折)の治療には、大きく分けて「保存療法(手術をしない方法)」と「手術療法」の2つの選択肢があります。

どちらの治療法を選ぶかは、最終的には患者さんご自身が決めることですが、牛久市の蛯原接骨院では、できる限り「保存療法」をお勧めしています。

なぜ、蛯原接骨院は「保存療法」をお勧めするのか?

私たちの経験上、手首の骨折(コーレス骨折)の多くは、適切な「整復(ずれた骨を元の位置に戻すこと)」と「固定(骨がずれないようにしっかり保つこと)」ができれば、手術をしなくても治すことができます。

コーレス骨折は、適切な治療とリハビリテーションを行うことで、多くの場合、良好な機能回復が得られます。

「手首を強く打って、骨折してしまったかもしれない…」
「コーレス骨折と診断されて、手術を勧められているけど、手術はしたくない…」
と悩んでいる方も少なくありません。

もしあなたが、このような状況であれば、諦めないでください!

牛久市の蛯原接骨院では、数多くのコーレス骨折患者さんを、無血整復技法により治療してきました。手術をせずに、手首の機能を取り戻し、元の生活を送れるようになった患者さんがたくさんいらっしゃいます。

  • メスを使わない無血整復

  • 再転位のリスクが少ない固定法

  • 痛みの少ないリハビリテーション

  • 骨癒合を促進する微弱電流治療

など、蛯原接骨院ならではの治療法で、あなたの早期回復をサポートします。

「コーレス骨折=手術」ではありません。

手術をする前に、ぜひ一度、当院にご相談ください。

手首の痛みでお悩みの方、
コーレス骨折と診断された方、
手術を勧められている方、
セカンドオピニオンをお探しの方、

【まずはお気軽にご相談ください】

【蛯原接骨院】

  • 住所: 〒300-1222 茨城県牛久市南2-1-12

  • 電話番号: 029-872-2653

  • 診療時間:
曜日午前午後
月~金8:00~12:0015:00~20:00
8:00~12:30休診
休診休診
  • アクセス: JR常磐線「牛久駅」徒歩5分

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【監修】

蛯原 吉正(柔道整復師)

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院長からのメッセージ

私は、この牛久の地で、地域の皆様の健康をサポートしてまいりました。 特に、骨折・脱臼の治療には長年力を入れており、かつては同業の先生方に向けた研修会で、実技指導を担当していたこともあります。

手首の骨折、特にコーレス骨折は、日常生活に大きな影響を与える怪我です。 痛みや不便さはもちろんのこと、「手術になるのではないか」「きちんと治るのだろうか」といった不安も大きいことでしょう。

当院では、長年の経験と実績に基づき、「できる限り手術をしない」、「患者さんの体に負担の少ない」治療を心がけています。

メスを使わない「無血整復」、再転位を防ぐ「固定法」、痛みを抑えた「リハビリテーション」、そして骨癒合を促進する「微弱電流治療」…。 これらを組み合わせ、患者さん一人ひとりに合わせた最適な治療を提供することで、手術をせずに、笑顔で日常生活に戻られています。

「手術しかない」とその選択肢だけで悩まず、まずは当院にご相談ください。
手首の痛みの原因や、現在の状況を詳しく確認し、手術以外の方法も含め、

あなたにとって最良の治療プランを一緒に考えましょう。

笑顔で毎日を過ごせるよう、私たちが全力でサポートします。

免責事項

  • このブログ記事は、一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的な診断や治療に代わるものではありません。

  • コーレス骨折の症状や治療法は、患者さん一人ひとり異なります。 必ず専門家(医師、柔道整復師など)に相談し、適切な診断と治療を受けてください。

  • この記事に記載されている情報は、執筆時点のものであり、最新の情報と異なる場合があります。

  • この記事の内容に基づき、ご自身の判断で治療やリハビリを行うことはお控えください。

  • この記事の内容、あるいは当院の施術によって、万が一、不利益が生じた場合でも、当院は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

ABOUTこの記事をかいた人

蛯原接骨院院長です。怪我と痛みの専門家として、教科書通りの施術ではなく、代々伝わる伝統的な施術と最新の知識・技術を取り入れて、怪我の施術を行っています。また、茨城県内では数少ない、脳と痛みの関係に注目した痛みの治療を行っています。交通事故はもちろんの事、怪我や怪我の後遺症にお悩みの方、身体の痛みに対し、何をやっても良くならない・どこへ行っても良くならないという方を、一人でも多く救いたいという思いからブログでの発信を行っています。