蛯原接骨院で使用している超音波観察装置のご紹介です。
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超音波観察装置
超音波骨観察装置
HS-2200 本多電子
当院の超音波観察器は、ポータブルでありながら、超音波診断画像はトップクラスの画質であり、診断部位の状況を細部までくっきりと映し出すことが可能です。
骨折はもとより、レントゲンにはうつらない筋肉や靱帯の損傷状況、内出血の状態や膝に溜まったお水の状況を診る事ができます。
また、成長時期のお子さんにおいては、骨の成長状態なども確認できます。
問診・視診・触診と併せて正確な病態の把握ができます。患部画像を大きく拡大して観察ができ、また各方向からの観察が可能です。
病院で行う一般的なレントゲン検査と比較してのメリットは、放射線被ばくのような人体に対する影響が全くなく、安全であることです。(妊婦の方の胎児の観察にも使われている機械です)
放射線被ばくが無いので、妊婦の方も安心して受けて頂けると思います。
ご自分のお体の中で気になる箇所などありましたら、お気軽にご相談ください。
参考画像(右1指基節骨骨折)
レントゲン写真
白い丸で囲った部分が骨折部です。
アキレス腱断裂
赤い丸で囲まれている部位がアキレス腱の断裂部位です。
膝関節水腫(膝に溜まった水)
レントゲンでは確認できない膝関節水腫(膝のお水)も確認することができます。
赤い丸の中が膝関節水腫(膝のお水)です。
超音波観察装置(エコー)による診察
以前は怪我の症状から推測して症状を判断していましたが、超音波観察装置を導入してからは、症状+画像で判断が出来るようになり、より的確に判断する事が可能となりました。
例えば、足首の捻挫であれば、どこの靱帯がどのくらい損傷されているのかという判断がつく様になります。
接骨院を受診した場合に、先生の判断の元に「捻挫ですね」という診断で終わってしまうよりは、超音波検査を行ってどの靱帯がどの程度損傷されているのか、はっきりわかった方がいいですよね。
損傷程度を確認できると、固定方法、日常生活での注意点、回復期間、リハビリの方法など、よりきめ細かく見極め・実施・指導などを行う事が可能になります。
超音波検査機は多方面(いろいろな角度)から観察する事ができるため、患部を立体的に観察する事が出来ます。
レントゲン画像では平面でうつるために、撮影角度が変わると骨折が確認できない場合もあります。
超音波観察装置は厚生労働省も接骨院に対しての使用許可を出しています。
厚生労働省の見解(施術所における柔道整復師による超音波画像診断装置の使用について)
牛久市で超音波観察装置を導入されている接骨院は少数の様ですが、超音波観察装置は怪我を判断する上で非常に有効な手段だと思います。
レントゲン検査をする前に超音波観察装置(エコー)をご利用ください
怪我をすると「レントゲンを撮らなくちゃ」となる方が多いと思います。
でも、その前にエコー検査をご利用ください。
記載が重複しますが、当院所有の超音波観察装置は、レントゲン写真と比べても遜色ない画像観察が可能です。
レントゲンにはうつらない内出血や腱・筋肉の状態が確認できます。
超音波観察装置(エコー検査)を行う事により、不必要なレントゲン検査を減らす事ができます。
また、レントゲン撮影による体への放射線被曝を減らせます。
ただ、保険制度の関係で、骨折・脱臼の後療法に関しては医師の同意が必要になりますので、骨折の疑いが濃厚な症例に対しましては、当院よりご紹介いたします医療機関でのレントゲン検査が必要となります。
当院よりご紹介する主な医療機関は、牛久市の天満胃腸科クリニックか、龍ヶ崎市の野村医院となります。