お子さんが「足が痛いと言って夜に泣く」といった経験はありませんか?成長痛の原因と自宅でのケア方法をお伝えします

お子さんの足の痛みの中の一つの症状に、成長痛といわれているものがあります。

大体は「子供が夜に足が痛いと言って泣きます」と、お母さんが心配して来院されるのが特徴的です。

お母さんにとっても、それが初めての体験だったりすると、どうしていいかわからなくなりますよね。

今回のブログは、そんなお母さんに向けて書きたいと思います。

成長痛の原因として「骨の成長」は影響しない

そもそも、成長痛って?という話ですが、成長して体に痛みが出るのであれば、特定の場所だけ痛みが出るというのもおかしな話です。

ましてや、お子さんは皆それぞれ成長しているわけですので、お子さんの中で成長痛を体験した子と体験しない子がいるというのも、おかしな話になってきます。

それでは成長痛と言われるものの原因は何か?となってきますよね。

痛みを訴える場所も、股関節だったり膝だったり足首だったりします。

慶応大学医学部を卒業された整形外科医の片田重彦先生が書かれた本の中には、成長痛の原因として「小児の脚軸の形成時期に下肢軸が不安定なため、昼間の歩行や運動後の疲れに、いろいろな心理的要因が加わって痛みとして表現するものといわれている。」とされています。

成長痛でも脳疲労が関係します

ここで注目していただきたいのは、心理的要因というところです。

成長痛にも心理的要因=脳疲労が関係しているんですね。実際に多くみられます。

当院に来院された成長痛の症例

小学校低学年の女の子でしたが、お兄ちゃんが中学受験前でした。勿論、親としては受験のお兄ちゃんの方に意識が行ってしますと思います。

ご両親の意識がお兄ちゃんに集中してしまい、お子さんが寂しさを感じていたと言う図式になります。

そういう、一見些細な事のようであっても、お子さんの中では寂しい思いが脳疲労につながります。以前からお伝えしているように、脳疲労は痛みの原因になります。

この患者さんの場合は家の中に原因がありましたが、幼稚園や保育園の中に原因がある場合があります。

目立った外的要因がない場合の成長痛というのは、脳疲労が関係しており、お子さんの心が満たされていないサインになります。

骨とか軟骨とか筋肉という問題ではありません。

当院と親御さんとの信頼関係ができていないと、なかなかお伝えするのが難しい事も有りますが、タイミングを見てなるべくお伝えするようにしています。

成長痛を見るうえで気をつける事

ただ、成長痛の鑑別診断として気をつけなくてはいけないものがあります。

その中でも、重大なものとしては骨腫瘍や急性白血病があります。

発熱をともなったり、痛む場所が熱や赤みを帯びている・痛みの為に泣き叫んでいるなどの場合は、そういったものを疑って病院にて検査を受けて下さい。

成長痛のケア方法

脳疲労が関係している場合、当院ではお子さんにも物療やBFI療法をしていますが、同時にご自宅でのケアも行っていただきます。

BFI療法の説明はこちら↓

BFI療法について

ご自宅でのケア内容は、お子さんのお風呂上りに、お子さんの痛がる場所を、お母さんのお手持ちのハンドクリームやボディローションを使って、マッサージをしてもらいます。

「痛いのが治るお薬だよ~」と語り掛けながら、また、コミュニケーションをとりながら行うと、より効果的です。

そのようにお子さんと親御さんとの触れ合う時間を増やしていただくことによって、心を安定させるためのホルモンであるオキシトシンが発生します。

そうすると、お子さんの痛みが良くなっていきます。

まとめ

成長痛と言われている膝や足の痛みの多くは、骨の成長の影響ではなく「心理的要因=脳疲労」が関係します。

脳疲労というものは年齢や性別に関係なく発生します。

ただ、お子さんの足の痛みの原因において、場合によっては腫瘍や白血病がある事を忘れてはいけません。

それらの可能性が否定されれば、成長痛と言われているものはお子さんが出しているサインであり、お子さんの心の中に脳疲労につながる原因が存在します。

その原因としては、小さい子の場合ですと、時として幼稚園や学校、またはお友達の影響の可能性もありますが、親御さん(特にお母さん)とのスキンシップの量が最も影響していると考えられます。

本当に、骨とか筋肉とか軟骨の問題ではないんですよ。

そんな時は、お子さんと触れ合う時間を増やしていただくと良いと思います。

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蛯原接骨院院長です。怪我と痛みの専門家として、教科書通りの施術ではなく、代々伝わる伝統的な施術と最新の知識・技術を取り入れて、怪我の施術を行っています。また、茨城県内では数少ない、脳と痛みの関係に注目した痛みの治療を行っています。交通事故はもちろんの事、怪我や怪我の後遺症にお悩みの方、身体の痛みに対し、何をやっても良くならない・どこへ行っても良くならないという方を、一人でも多く救いたいという思いからブログでの発信を行っています。