「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)が身体の痛みの原因です」と言われて不安な方に向けて発信します

今日は、骨粗鬆症のお話です。骨粗鬆症は女性に多く、総人口の10%と言われています。今回は「骨粗鬆症が痛みの原因」と言われている方や、骨粗鬆症を治療中の方に向けて、当院の考え方をご紹介いたします。

骨の糖化が骨粗鬆症を招くという考え方

骨粗鬆症の原因として、従来はカルシウムの減少が問題とされていましたが、最近、骨粗鬆症の原因として骨の糖化が注目されています。

糖化とは過剰に取り過ぎた糖が体のタンパク質と結合し、AGE(終末糖化産物)と言う物質を生産することです。エネルギーの材料にはブドウ糖が必要と言われていますので、糖分は重要であると思われていますが、糖分を過剰摂取すると、健康において重要な弊害をもたらす「糖化」という現象が発生します。

また、糖質過多の影響で鉄分やビタミンなども不足してきます。

AGEが増えると体のタンパク質が劣化しもろくなります。皮膚ではしわとシミができ、骨では骨粗鬆症が起きます。

骨の成長にはカルシウムよりもまずはタンパク質が重要です

骨の材料はカルシウムだと思われがちですが、実はカルシウムよりもタンパク質がメインの材料となっています。そのため、特に成長期のお子さんには、タンパク質の摂取量をしっかりと摂取させるべきと言われています。

また、ビタミンDはカルシウムの腸からの吸収を良くしますし、納豆に多いビタミンKやマグネシウム・鉄分も容量を守って摂取しなくてはなりません。また、適度な運動は骨に刺激を与えて骨を強くします。運動不足にならない程度に体を動かしましょう。

骨粗鬆症があっても体の痛みは出ません

「骨粗鬆症」自体に特有の症状はありません。

特に外傷の原因がなければ「骨粗鬆症が原因です」と言われたあなたの痛みも、そのほとんどに脳疲労が関係している可能性があります。一般的には骨粗鬆症になると、「将来、腰痛が起きます」とか「寝たきりになります」と言われ、とても不安で心配になった方もいらっしゃることではないかと思います。

しかし、ご安心ください。上で書いたように骨粗鬆症自体は無症状で痛みは発生しません。

骨粗鬆症が原因での起きる体の痛みとは、脊椎の圧迫骨折などを起こした際に初めて発生します。

骨粗鬆症=痛みやしびれではありません。

明らかに転倒やしりもちなどのはっきりした原因があり、その際に痛みが発生したのであれば、外傷性の椎体の圧迫骨折を疑い、画像所見と実際の症状を良く検証する必要があります。

骨粗鬆症に対してのカルシウム

骨粗鬆症に対してカルシウムを大量に投与すると、「投与されたカルシウムが血液中にとどまり、石灰化や脳血管障害を引き起こす可能性がある」というデータもあります。

日本人よりカルシウム摂取量が圧倒的に多い欧米人の方が、骨折の発生率は日本人の数倍多いとされています。

「骨粗鬆症と診断されてから、骨粗鬆症の治療をはじめても既に手遅れだ」という整形外科の先生もいます。

それと、骨に良いとされた牛乳ですが、牛乳に含まれるリンの影響から「牛乳を飲んでも骨は強くならない」という意見もあります。

来院された患者様の中には「膝の痛みは骨粗鬆症が原因」とされ、半年間の注射をしたが痛みの改善がなかった方もいらっしゃいます。

また、「背中の痛み、腰の痛みは骨粗鬆症が原因」と診断を受け、注射や投薬を受けるも痛みが取れず来院された方も過去にはいらっしゃいます。

高齢者にみられる円背(背中が丸くなった状態)の原因も、圧迫骨折より生活習慣(食生活・栄養不足・運動習慣)によるものが多いというデータがあります。

転倒予防が重要です

1996年に厚生労働省の骨粗鬆症研究班が発表したものによると、日光浴と軽微な運動を欠かさない人には骨折が少なく、骨折の予防になったとの発表をし、牛乳などカルシウム摂取量と骨折との関係性はなかったというデータがあります。骨折を起こしてしまった患者の多くは、転ぶ癖があった人や日常生活での運動習慣がない人でした。

脳疲労(ストレス)によって転倒しやすくなります・転倒予防にはBFI療法をお試しください

日常生活上でのストレスにより発生する脳疲労により平衡感覚が乱れ、転倒しやすくなります。そういった方の転倒予防にはBFI療法も効果的です。

BFI療法の詳しい説明をお読みください。↓

BFI療法について

BFI療法の際に行う「マンテスト」とは、小脳や三半規管など平衡感覚に関わる部分をチェックする検査です。

両足を前後にそろえて、閉眼状態で10秒間立ちます。その際の揺れ具合をチェックし、前後の足を変えて、左右両方を比較します。(目をつぶれなければ開眼状態でも結構です。)BFI施術後にマンテストを再度行って、揺れ具合を確認します。BFI施術後は安定して立てるようになるので、脳疲労が回復した証拠となります。

脳疲労がある場合では、このテストで立っていられないとか、揺れ具合が大きくなります。高齢者の転倒や運動をされている方(学生・スポーツ選手)の捻挫等の怪我の要因となり得る可能性があります。

骨粗鬆症に対するまとめ

骨粗鬆症は、上でも申し上げた通り、骨粗鬆症自体では痛みは出ません。

明らかな外傷を伴い骨折等が発生した際に初めて痛みが発生します。

骨粗鬆症で大事な事は、転倒予防・成長期からの食事内容・栄養素・適度な運動です。今回ご紹介した内容は一般的な骨粗鬆症の考え方とは違う点があったと思います。

こういった話はいわゆる「ノイズ」となるかもしれませんが、それを受け入れて頂けると、ご自分や周りの方の未来が変わってくるかもしれません。

骨粗鬆症と言われても、必要以上に不安になる必要はありません。ただ、骨粗鬆症は、イメージとして家を支える柱の数が減るような状況ですので、崩れやすくなる=骨折しやすくなるという事実は存在します。

転倒対策が非常に重要となり、その予防手段のひとつとして、BFI療法がお役に立てると思います。

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蛯原接骨院院長です。怪我と痛みの専門家として、教科書通りの施術ではなく、代々伝わる伝統的な施術と最新の知識・技術を取り入れて、怪我の施術を行っています。また、茨城県内では数少ない、脳と痛みの関係に注目した痛みの治療を行っています。交通事故はもちろんの事、怪我や怪我の後遺症にお悩みの方、身体の痛みに対し、何をやっても良くならない・どこへ行っても良くならないという方を、一人でも多く救いたいという思いからブログでの発信を行っています。